Grundeinkommen

私が所属しているメーリングリストに、以下のような投稿がありました。
転送自由だと言う事でしたので、ブログに載せます。
ドイツでの試み、凄いなぁーと思います。日本にこのまま適応できるかどうかは分かりませんが、このように国民の幸せを本気で考える政治家が、日本にも居て欲しいと切に願います。

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昨年は何と言ってもバラク・オバマがアメリカ大統領選挙で当選したことが世界中の注目を集めましたが、それを期に、多くの人々がそれに至るまでの長い歴史を振り返り、そしてその長い歴史の中で、時代の波や人間の欲望に埋もれている真実を確信し我が身を捧げてその真実の為に運動してきた人々の姿を思い起こしました。そうした人々の生前にはその真実は実現しませんでしたが、その人たちの努力が無ければ今回のオバマの大統領就任もあり得ませんでした。

所は変わりここドイツでは、やはり長い歴史の間に幾人かの人々の頭をかすめてきた社会制度についてのある考えが、ここ数年来、かなり現実的な形になって芽を吹こうとしています。

『Bedingungsloses Grundeinkommen』- 無条件で赤ん坊から老人まで、全ての国民に最低限の生活に必要な資金を無償で支給するという、画期的な社会福祉制度の構想です。
これにより、賃金を得る為にしなければ『ならない』労働から人間を解放し、束縛の無い環境の中で、一人一人の人間が各々の持つ才能や長所を生かした本当に『やりたい』職業に就くことを可能にして社会の活性化を図ろうとする人間の尊厳を重んじた制度です。

そう聞けばまずは「それは素晴らしいことだ!」と多くの方々が賛同して下さるとは思いますが、同時に「どこからそんな莫大な資金が調達できるのか?」「そんなことしたら誰も働かなくなってしまうのではないか?」等という様々な懐疑的な考えが生じることも拒めません。

そんな疑問を持つ方にも納得して頂くことの出来る、この無条件の生活基本金をテーマに扱った100分の映画が昨年スイス/ドイツで製作・公開され、ささやかではありますが話題を呼んでいます。又これは既にDVDとしても出回っています。
大変良く構成された映画で、今までこのことを全く知らなかった方が御覧になっても、又税金制度や福祉制度が異なる日本で御覧になっても、この新しい社会改革思想の背後に隠れる真実が浮き彫りになると思います。

私も昨年この映画を見ましたが、同時に「日本語に訳して日本の様々な方にまずはこの思想に出会って頂きたい。」と思うようになりました。
運命というのは面白いもので、この映画の製作者とコンタクトをとろうと考えていた矢先に、日本でもこのテーマに取り組む方々やグループが既にあることを知りました。
それが勇気付けとなり、この度私は映画製作者とコンタクトをとりこの映画を日本語に翻訳したい旨伝え許可を得ました。

そして手始めとしてこの映画の紹介フィルム(6分17秒)の翻訳を行い、このたび日本語字幕付きで御覧頂ける様になりました。
日本でGrundeinkommenは『ベーシック・インカム(Basic income)』という英語で呼ばれ定着しているとの御教示を頂きましたが、私は敢えて『無条件・万人平等・生活基本金』という長い日本語で、今まで何も知らなかった人たちが題名を見ただけで「ハッ!」と興味を持たれ、説明無しでも理解出来る様に願いを込めてこのような訳を選びました。

さてここで、このメールを読んで下さっている方々への心からのお願いです。

映画製作者の希望として、まずはこの紹介フィルムを日本のウェブサイトやリンクで公開して頂き、反応を見たいということです。日本でどのくらいの方が根本的にこの無条件万人平等生活基本金給付制度/ベーシック・インカムに賛同して下さるのかが大雑把にでもつかめてから、オリジナルフィルムの日本語版製作にかかろうではないか…という話になっています。

そこで、まずは皆さんに紹介フィルムを御覧頂いて、そして宜しければ日本のインターネットでの公開の手助けをお願いしたいのです。そういうことをした経験の無い私にはどうやれば良いのか全くわかりませんので…。

もし題名や紹介フィルムの簡単な説明が添えられるのであれば下記のようにしたいと思います。

映画【無条件万人平等生活基本金(ベーシック・インカム)】紹介フィルム(日本語字幕付き)Grundeinkommen Trailer Japanisch/Basic income trailer japanese

ドイツでは市民運動にまで展開し、日本でもベーシック・インカムという呼び名で定着しつつある条件無しで全ての民に平等に支給される生活基本金をテーマを扱った史上初のフィルム。これにより自発的な個人の創造的生活がより豊かになるのか、それとも業績社会が破滅に向かうか?どのようにその資金を都合するのか?様々に問いかけながら斬新な考えを提示し、共に考えてゆく機会を与えます。これを御役所的に硬く考えずチョッと気楽に考えてみましょうよ。無条件万人平等生活基本金はヤル気の出る新しい力を全ての社会領域にもたらすことが出来ます。勿論都合の良いことばかりではなくタブーな話題も隠れずに登場します。所要時間は6分17秒です。

さて、上記の紹介文の冒頭に出てくる『市民運動』について少し書かせて頂きます。

昨年、税金制度の変更で月々の育児控除が2.5000円も減ってしまった北ドイツに住む2児のお母さんが勇気を振絞ってクリスマス前にドイツ連邦議会・つまり国会にこの税金制度変更の撤回を求めた請願書を提出しました。ドイツでは請願書が受理されるとオンラインの署名名簿に登録され、2ヶ月以内に5万人の署名が集まれば連邦議会で議題として取り上げられることになるのです。
そのお母さんはその請願書を提出する手続きの際に無条件万人平等生活基本金の思想と出会い、月々大人18万7500円・子供12万5000円の無条件万人平等生活々動基本給付金制度の導入を検討するよう第2の請願書を提出しました。クリスマス休暇をバイエルン州で過ごした彼女が家に帰るとドイツ連邦議会から手紙が来ていて『税金制度変更の撤回』の請願は却下、『無条件万人平等生活基本金』の請願は認可…という、彼女にとっては思いもかけない展開となり、彼女はたちまち『時の人』となりました。これを知ったこの運動に関わる人々はお互いに連絡を取り合い、幸運なことに期限最終日であった先月の17日に署名は52973に達しました。無論私もこの中に入っています。請願書を提出した若いお母さんにとっては正に晴天の霹靂のような出来事だったでしょう。

現在この請願書は諮問委員会で審議中で実際に連邦議会に議題として上がるまでには時間がかかるようですが、ドイツにおける無条件万人平等生活基本金給付制度導入への運動は、市民運動としての新たな段階を迎えたと言えるでしょう。今後このテーマは一般の人々の意識の中に益々広がってゆき、賛成するにしても反対するにしても人々はこのことについて考えるようになります。これは画期的なことです! 

自分たちのたった一つの署名が、そして小さな努力が、未来へ向かう大きな流れとなってゆくのを実感出来ることは大きな喜びであり、またそれによって勇気が得られます。その勇気を以て今回、この人類の未来を築く社会制度改革としての無条件万人平等生活基本金給付制度の普及の為の御手伝いをお願いするメールを送らせて頂きました。

さて肝心な紹介フィルムですが、を開いて頂くと太ったおじさんが写っている画面が出てきます。その画面の下側・やや右よりの『German「100%」』というところを『Japanese「100%」』に変えていただくと紹介フィルムは自動的に始まります。字幕が写る時間と行数の関係で、意味を変えずに極力短く簡潔にしなければなりませんでしたので多少苦労致しましたが、フィルムの内容と様子が判って頂ければ幸いです。

それでは、皆様からの反響を楽しみにしております。どうもありがとうございました。
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by d_mitsuda | 2009-03-13 20:55


木の香治療院 院長日記


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