小児腫瘍について

先々週の日曜日、午前、午後と2つのセミナーに行ってきました。午前は、アントロボゾフィー医学による小児腫瘍の臨床について、午後は「医者のいないところで」の著者デビッドワーナー氏の来日公演でした。

午前中の講義は、ドイツからアントロポゾフィー医学の小児科専門医 亀田元先生 を招いての講演でした。亀田先生は、名前は日本人名ですが、ドイツの方です。
講演では、幾つか興味深いお話しを伺いました。

・小児の悪性腫瘍が増えている
・小児の悪性腫瘍と大人のそれとは違う。大人の腫瘍は、生後の生活習慣を要因として形成されるが、小児の場合は胎児期ないしは卵子ないしは精子の段階で、腫瘍を形成する要素が生れる
・1970年代頃の小児悪性腫瘍の治癒率は10~20%だったが、今は90%近い確率で完治する
・小児腫瘍の場合、腫瘍形成力(免疫力)が十分でないので、放射線や抗癌剤与は有効である。しかし、腫瘍を消滅させた後、腫瘍形成力を消失させ、正常な細胞を形成する力をつけるための治療が必要となる。それには芸術療法が有効である

小児腫瘍への放射線、抗癌剤の有効性は、別の書籍でも読んだことがありますが、大人になると、別の癌を発生する確率がかなり高くなると、その本には書かれていました。しかし、上記のように、芸術療法等を行うことで悪性腫瘍を形成した力を消失させれば、そのその後の癌発生の可能性は低くなるのかもしれません。

もう一つ、興味深い話がありました。東西ドイツ統合前は、西ドイツに比べ東ドイツの小児白血病の罹患率かかなり低かったのですが、今は西ドイツと変わらなくなったそうです。西ドイツにある何の要因が罹患率を上げさせたのか分りません。食事、機器(携帯電話等の電磁波?)、メディア(心を荒ぶテレビ番組、雑誌?)等様々考えられますが、人間の生理機能を破壊する何かが東ドイツに流入されたのでしょう。

こう言った疫学調査がきちんとなされれば、発症した病に対する治療だけでなく、予防医療の面からも有益なことと思います。

明日は、午後のセミナーのお話しを書きたいと思います。
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by d_mitsuda | 2009-11-02 21:36 | 健康


木の香治療院 院長日記


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