がんになりにくい体をつくる会 第1回講演 ③ ~ 和田洋巳先生の講演

最後の講演者は、京都大学名誉教授 からすま和田クリニック院長の和田洋巳先生で、テーマは「がん細胞の成長と生活習慣の関連を解く」でした。和田先生は、「がんとエントロピー」の著者としても有名です。

先生は、様々な実験観察(論文)を基に、癌の成り立ちやそれに基づく癌治療法について説明下さいました。例えば癌はブドウ糖を好むので、ブドウ糖を大量に含む、あるいは消化の過程で短時間にブドウ糖が大量に生成される砂糖のような精製炭水化物の摂取は、癌治療には不適となります。更にはブドウ糖は、IGF-1(インスリン様成長因子)と言う物質を産生し、これは癌細胞の成長を刺激しますので、この点からも砂糖の摂取は癌を克服する妨げとなります。

またIGF-1は、安い肉には成長剤として投与されていることが多いので肉食は止めたほうがいいですし、牛乳にも沢山含まれていますので、牛乳・乳製品も不適です。またIGF-1は過食すると体内で発現しますので、過食も避ける必要があります。
IGF-1と癌の関係については、自身の乳がんを牛乳・乳製品断ちで克服した英国王立医学協会終身会員 ジェイン・プラントの著書「乳がんと牛乳」に詳しく書かれています。

過食や糖質食と言えば糖尿病と深い関わりがありますが、糖尿病の薬として知られるメトフォルミンを服用している人の癌死亡率は低いそうです。
とは言え、本来は糖尿病にならないような生活を心がけることの方が、より重要だとは思いますし、そのような生活の方が薬を飲むよりよっぽど効果が高いように思います。ちなみに糖尿病は癌予備軍とも言われているそうです。

和田先生は、実際の臨床では、植物性中心の全体食(+減塩食)を基本として、その他、紅豆杉茶と梅肉エキス(ミサトール)(15g/日)を飲むことを勧められています。
臨床例も幾つか見せて頂きましたが、末期に近いような癌の方がこれらを実践することで、回復されていました。改善が見られない時は、梅肉エキスの飲料を増やすと(15g/日)、改善が見られることも少なからずあるそうです。特に乳がんとの相性はよいとのことでした。

その他、運動が癌を抑制すること、また抗がん剤は否定はしませんでしたが、投与量を減らしたら改善に向かった例もご紹介頂きました。
こんなお話を聞きますと、癌とは治る病気なのだと改めて思います。
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by d_mitsuda | 2013-01-30 21:28 | 健康


木の香治療院 院長日記


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