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ナプフリ・セミナー開催

本日は、大井町にある中小企業センターで、ナプフリ・セミナーを開催致しました。この会場は始めて使うため、少し早めに治療院を出ましたが、早く着き過ぎたので受け付けの方にお願いし、次回のセミナーの参考に、他の部屋も幾つか見せてもらいました。

そんなことをしているうちに時間になりましたので会場の鍵を開けてもらい、プロジェクターをセットしたりして来場に備えました。
昨日、今日とキャンセルが立て続けに入ったこともあり、人数はいつもに比べて多くはありませんでしたが、それはそれで充実したセミナーになったと思います。
もうこのようなセミナーを続けて3年近くになろうとしていますが、一つとして同じ雰囲気になったことがないのはとても不思議に思います。そのため、いつも新鮮な気持ちでいられます。

また次の開催までに得た新しい知識を付加していくため、セミナーの内容はどんどん濃くなっていきます。そのため(今回は参加人数が多くなかったことも合わせ)、質問をしやすかったのでしょうか、いつもより活発で奥の深い質問が沢山なされました。それは私の知識の再整理にもなり、有難く思います。

あとどれくらいこのようなセミナーをしていけるかは分かりませんが、世の中に当たり前の概念として定着するまでは、普及に努めていきたいと思います。
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by d_mitsuda | 2011-10-31 00:47

横浜国際フェスタ2011

先週の日曜日は横浜国際フェスタ2011に行ってきました。横浜国際フェスタは、「横浜のみなとから国際協力・国際交流を発信!」と言う趣旨で行われ、国際協力・交流を行っている団体・機関が100以上集まり、みなとみらいにある象の鼻パークで開催されました。本来は10月22日(土)、23日(日)の2日間の予定でしたが、22日(土)は雨天のため中止となり、23日(日)のみの開催となりました。しかし1日に凝縮されただけあって内容は例年以上に濃いものだったと思います。また今年は東日本大震災の復興支援も兼ねて行われました。

会場には国際色豊かな様々なブースが設けられれていました。
一部を紹介しましと、

〇 おいしいものを食べたい!
参加団体が手によりをかけて作ったアジア、アフリカ、中南米などの料理が 『★世界のフードゾーン』で味わえます。リユース食器の利用にもご協力ください(デポジット料あり)。

〇 東日本大震災と国際協力・国際交流って関係あるの?
会場中央の『★復興支援ゾーン』では、「復興支援館」「復興支援ゾーン参加団体ブース」にて参加団体の東日本大震災復興支援活動をご紹介します。国際協力と国内の支援活動との大切なつながりがよくわかります!

〇 世界の音楽や踊りに関心があります。
『★転車台おんがくひろば』では、アジア、アフリカ、中東、南米などの踊りや楽器の演奏が繰り広げられます。高いステージを見上げるのではなく、会場と同じ目線なので一体感がいっぱい。 『★世界のフードゾーン』の料理を楽しみながらどうぞ~!

〇 国際協力・国際交流に携わる団体についてもっと知りたい!
NGO/NPO、国際機関、学校、行政、企業など多数の団体が参加しています。詳しい活動を 『★参加団体』のページで検索できます。

〇 国際協力・国際交流・多文化共生ゾーン
参加団体の活動紹介。フェアトレード品・民芸品などの販売もあります!

などなど。
私の所属ずる青年海外協力隊 神奈川県OB会 (KOCV)は、青年海外協力隊への参加希望者から応募相談、及びフェアトレードを行っている『HAYA-HAY はやはい』に協力し、フィリピン製のトートバックの販売を行いました。

応募相談には、高校生や大学生を含めて10人の方が見えました。皆若いながらも国際協力に興味を持ち、学生の時の私とはあまりに違い、素晴らしい青年たちが日本にいることをとても嬉しく思いました。

また小中学生にボランティアの経験を持たせようと言う趣旨のもと、約30分ほど、小学生二人組みが2回、午前と午後、KOCVのブースに手伝いに来てくれました。午前に来たのが3年生の女の子二人で、チラシ折りやチラシの配布を手伝ってもらいました。手伝いの合間に少しお話をしましたが、今小学校では、AKB48とマルモダンスが流行っている(人気が高い)とのことでした。私はどちらもあまり知りません・・・。
午後に来てくれたのは小学校6年生と1年生のガールスカウト所属の女の子たちでした。この子達もチラシ配りを手伝ってもらいましたが、一生懸命さが良かったです。

協力隊の応募相談者にしても小学生のボランティアにしても、このような若者がいることを考えると、日本の未来は明るいなと思います。

ランチは世界のフードコーナーで、焼きそば、ナンカレー、サモサを食べました。それぞれどこの国の料理か忘れてしまいましたが、どれもとても美味しかったです。
普段は小食を心がけていますが、この時ばかりはお腹いっぱい食べました。しかし全ての国の料理を食べ尽くすことはできず、この時ばかりはもう少し胃袋が大きければ、などと思いました。

また来年も参加したいと思います。
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by d_mitsuda | 2011-10-29 22:20

シューベルト 「冬の旅」

先週の土曜日、午後は途中4時間ほど診療を休みにして、友人が出演するコンサートに行ってきました。場所は東横線綱島駅にあるアウディオペーデ研修センター。アウディオペーデとは「聴く器官の教育」を意味します。つまり「傾聴」の力を育てると同時に、自己治癒力を養うことを目的とした教育を実践する場がアウディオペーデ研修センター。

出演者は、「アントロポゾフィー医学のための医師会」会員でもあり、あげつまクリニック院長の揚妻広隆先生と、チューリッヒ近郊の大人の障害者ホームでオイリュトミーとオイリュトミー療法を実践されている浅田豊さんです。お二人とは、3年前に参加した第5回国際アントロポゾフィー医学ゼミナール(IPMT)にて縁ができました。

演奏曲は、ヴィルヘルム・ミュラーの詩によるシューベルトの連作歌曲集「冬の旅」。シューベルトの600曲とも言われる歌曲のなかの最高傑作の24曲と言われています。

1.おやすみ
2.風見の旗
3.凍る涙
4.かじかみ
5.菩提樹
6.あふれる涙
7.川の上
8.かえりみ
9.鬼火
10.休息
11.春の夢
12.孤独
13.郵便馬車
14.霜おく髪
15.からす
16.最後の希望
17.村で
18.あらしの朝
19.まぼろし
20.道しるべ
21.宿屋
22.勇気
23.幻の太陽
23.辻音楽師

冬の旅は、祝福されて結婚まで約束した女性と別れ、傷心の旅に出る青年の心と、冬のヨーロッパの風景が心象風景と重なって迫ってきます。暗く、悲しい曲ですが、しかしその随所に生きている青年の魂が生き生きと感じられます。そして最後の曲「辻音楽師」の、まさに最後の歌い終わりに、希望の光が見出されます。

今年の3月11日、日本は東日本大震災と言う未曾有の大災害に見舞われました。「冬の旅」は、まさしくその哀しみを象徴するようでもあり、しかし最後の曲に見られるよう、未来への希望が見出されます。感揚妻先生と浅田さんは、そんな想いを託し歌われたそうです。

歌は全てドイツ語ですので意味は分かりませんでしたが、浅田さんの素敵なピアノの音色と、揚妻先生の心を揺さぶる歌声に、すっかりと聴き入ってしまいました。また両氏が言われるよう、悲しみの中にも希望の光が見えてきたような気がいたいます。震災で亡くなられた方の御霊にも、きっと癒しの音楽として届いたことと思います。いつかまた機会を設けて聴きにいきたいと思います。

なお演奏の中でもう一つ感動したことがあります。それはピアノの演奏にあわせ絶妙のタイミングで楽譜をめくられる方の存在です。演奏がスムーズに進行するように、演奏者に寄り添い最善の注意を払いながら、それでいて決して目立たず楽譜をめくられていたのが、とても印象的でした。
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by d_mitsuda | 2011-10-28 22:09

同窓会

学会の後は、以前勤めていた会社で、私が参画していたあるプロジェクトの同窓会に行きました。7年近く続いたプロジェクトで、名古屋にある大手企業の経営・業務改善、システム構築を行ったプロジェクトで、私はそこには3年ほど携わっていました。延べ3百人ほどが関わっていましたが、同窓会には70人ほど集まりました。

私がそのプロジェクトを抜けてから約20年近くになります。皆どんな風に変わっているのだろうと、緊張と楽しみと様々な気持ちで同窓会に臨みましたが、女性はより美しく、男性は随分と大らかになっていたのは印象的でした。コンサルタントを辞めてある人は医者になり、またある人は舞台演出を手がけたり等、自分の好きな道を見つけ、そこにのめり込んでいるからなのかもしれません。とは言え中には、お腹が出て、頭が薄くなって名前を言われなくては全く分からない人もいましたが・・・

同窓会で嬉しいのは、以前仲良かった仲間と話せるのは勿論のこと、当時は仕事の絡み等の関係で今ひとつ打ち解けて話せなかった人たちと、今はわだかまりがなくまるで昔から旧友であるかのように話せるようになること。まるで新たな素晴らしい縁の始まりのようで、大変嬉しい瞬間です。

そう言えば、乾杯の挨拶をプロジェクトの代表をされていた方が行いましたが、最近亡くなったスティーブ・ジョブズ氏の話をされました。ジョブズ氏は、「今日が人生最後の日であった場合、その時にしたいと思うことを毎日やり続ける。そうすれば人生はきっと成功する」と仰っていたそうです(言い回し・表現が少し違っているかもしれません)。私もそんな気持ちで日々を過ごせたらと思います。

また同窓会があれば是非参加したいと思います。
素晴らしい仲間に感謝の気持ちを・・・
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by d_mitsuda | 2011-10-27 22:16

日本ウェラー・ザン・ウェル学会 シンポジウム2011 ~ その④

学会の最後は川竹理事長によるお話でした。テーマは「欲望と技術・自然退縮」です。

まず冒頭に、現代日本人は家畜化していると話されました。
家畜は餌を与えられ、自由がなく、意思がないと言った特徴がありますが、何よりも自身の生と死を人間にコントロールされていることが、野生の動物との最大の違いです。

人間は医療と言う場面において、自分自身で治療の方向性を決断せず、ほとんどの場合、医者の言われるがままの治療を受け入れてしまう。癌の場合はなお更その傾向にあります。
セミナー等で、どれほど抗がん剤や放射線の弊害を訴えても、それでも三大療法を選ぶ人がいる。それは即ち現代人が家畜化したことに外ならないと。

そう言えば、学会の始まりの挨拶で、ジャーナリストの船瀬俊介さんが抗がん剤の弊害を改めて強調していました。何でも抗がん剤を薬剤師が調剤する時、万が一目に入った場合は15分以上流水で洗う必要があります。そんな危険なものを癌治療の際には体内に入れるのだから、正気の沙汰ではないと話されていました(以下、高知医療センターの調剤局のホームページより転載)

<<抗がん剤の被曝や汚染時の処理>>
① 皮膚、手指などに付着した時はただちに流水で洗い流し、さらに石鹸で洗う。
② 目に入った時はただちに水中に顔をつけ、瞬きを繰り返す。あるいは流水で十分に(15分以上)洗い流す。原則として眼科を受診する。組織障害の強い抗がん剤には特に注意する。
③ 衣類に付着した時は、ただちにゴム手袋を着用し、付着部位を流水で洗い、さらに洗剤で洗う。高度に汚染した衣類は、他の物と一緒に洗濯しない。
④ 床、作業台などが汚染した時は、ゴム手袋で手指を覆い汚染箇所をペーパータオルなどで拭き取る。拭き取りに使用したタオルなどは基準に従い廃棄する。
⑤ 抗がん剤を取り扱う場所では汚染処理を速やかに実施するために処理用キット(ゴム手袋、ガウン、マスク、吸着シートやパッド、タオル、汚染物を回収するためのシールができる厚いビニールバッグなど)を常備する。

<<抗がん剤投与後の患者の排泄物および患者が使用したリネン>>
① 抗がん剤投与後48時間(薬剤により7日)以内に、患者の排泄物を取り扱う時には、個人防護具(二重の手袋、ガウン、保護メガネなど)を着用する。
② 排泄物は水洗時、蓋を閉めて2度水を流す。
③ 抗がん剤投与後48時間(薬剤により7日)以内に、汚染したリネンを取り扱う時には、個人防護具(二重の手袋、ガウン、保護メガネなど)を着用し、二重のランドリーバッグに入れ、他のものと分けて洗濯する。

上記の取扱説明書を読むと、抗がん剤の危険性がよく分かります。
また安価な抗がん剤で0.1g 7万円、高いのになると注射器1本 4,000万円、最も高いのは1g 17億円もするそうで、癌治療は製薬会社にとって本当にビッグビジネスであることが理解できます。そうであるならば、製薬会社としては自然療法(自助療法)で癌が治ることなど決して普及しては困ることなのでしょう。

さて川竹さんの話に戻りますが、臓器移植の弊害についても話されていました。
臓器移植(脳死者の臓器の移植)は例えどんな美辞麗句を並べたとしても、他人の不幸(死)を前提とした行為であり、理性ある人間が自分の欲望(生存)を満たすために、そのようなことを行っては絶対にいけないと。
実際、脳死状態で出産する例があることを考えると、脳死は人間の死として定義するには余りにも疑問が残ります。

人間が欲望を持ち、それを実現する技術が出来、そこに資本の論理が結びつくと、倫理と哲学は見失われ吹き飛んでしまいますす。それが現代社会の矛盾と悲劇であり、三大療法を当然のこととする癌治療もまた同様です。

この悲劇から脱却し、家畜化された現代人が野生に戻るには、つまりは自身のいのちを自身で守れるようになるには、自然退縮が当たり前の概念として社会に認識される必要があります。それにはまず、自然退縮者が数千人規模になることが必要と述べられていました。そうなれば、製薬会社を含め社会は癌が自助努力(生活を変える)ことによって治ることを認めざるを得なくなる、と述べられていました。

そんな世の中が近い将来訪れればと思います。
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by d_mitsuda | 2011-10-27 01:36 | 健康

日本ウェラー・ザン・ウェル学会 シンポジウム2011 ~ その③

13人の癌自然退縮者の話はとても参考になりました。いずれも末期あるいは末期に近い状態から、自助療法(自然療法)によって癌を克服致しました。
彼らに共通していることを以下にまとめます。

① 癌は自然退縮すると言う事実を理解すること
現代医学では癌は自然退縮することはあり得ず、専ら治療は放射線・抗がん剤・手術のいわゆる3大療法に限るとされています。
しかし実際は、ナチュラルキラー細胞が癌細胞を駆逐することが基礎研究において分かっています。そのナチュラルキラー細胞を活性化させるには体温を上げたり、適切な食生活を送ったりと色々ありますが、最も効果的なものの一つが「笑い」です。

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※ルイ・パストゥール医学研究センター提供 (ナチュラル・キラー細胞が、ガン細胞を攻撃する瞬間)
桂七福氏のホームページより転載


② 生活習慣を徹底的に変えること
・食事
西式健康法をされている方もしましたが、多くの方が玄米菜食を実践していました。その際、皆共通しているのが徹底して行っていること。
砂糖・精製炭水化物、動物性食品、コーヒーといった体に悪いとされるものは徹底的に排除していますし、仕事を持っている方は昼食にお弁当を持っていっていました。それを完治するまで行うのです。

私もこれは大事なことだと思っています。時々、それはストレスになるので逆効果と言われる人もいますが、それをストレスに感ぜず、実践することによって健康を回復しより幸せな人生を送れることに喜びを感じられる人が、癌の自然退縮を起こせるのだと思います。

・早寝早起きと運動
多くの方が、早起きしてウォーキングを行っていました。時間は1日でトータル2時間くらいです(例. 朝・夕方1時間ずつ)。
運動はストレス発散になりますし、血液循環の向上、そして体温の向上にもつながるので癌克服には必須のことと思います。
但しスポーツ選手のように激しい運動はマイナスとなるので留意が必要です。

③ 呼吸、瞑想、イメージ療法
安保先生の講演会でも話されていた通り、癌克服には十分な酸素摂取が必要になります。
そこで呼吸法を実践されいる方が多かったす。やり方は皆さんそれぞれ独自の方法を実践しているようでしたが、丹田呼吸などは優れた呼吸法の一つです。

またイメージ療法をしている人も多かったです。
癌がやっつけられるイメージや、自分が癌を克服し、家族や友人、会社の同僚に報告しているイメージを描いている人もいました。その方は、朝4時に起きて足湯を30分した後にウォーキングに出かけるのですが、その最中に「〇〇(奥さんの名前)、癌が治ったよ。色々と有難う!」と実際に声を出しながら報告の様子をイメージするのです。慣れてくるとそれがとてもリアルに感じられ、涙を流してしまうこともあったとか。その方は生存率1%と言われた肺の小細胞癌をわずか5ヶ月かで完治させました。

④ 感謝の気持ちをもつこと
癌になったことで生き方を変える機会を得られたこと、多くの人に支えられて生きてきたことに気づけたこと、それら全てに感謝すること。
実際にはなかなか難しいですが、意識的にそれを行うことでだんだんと潜在意識の中から感謝の気持ちが生まれてくるそうです。

癌の専門医の共通した意見として、癌を抱えている人は誰か(特に家族)に恨みを抱いていることが多いと言うので、そのような恨みを払拭し逆に感謝できるようになれば、癌の根本原因の一つである心の問題を解決できるので、癌克服に大きな力になるのでしょう。

⑤ 体を温める
半身浴や靴下の重ね履き等、体を温めることを実践されている方も何人かいました。
実際、体温が上昇するとナチュラルキラー細胞が活性化することは医学的にも確認されておりますので、体を温めることはがん治療において有効なのでしょう。

そう言えば、ある日突然39度程の高熱が数日間続き(人によっては咳やタンなどの頻回の排泄も伴う)、熱が下がり病院で検査を受けたら、癌が消えていたと言う人も何人かいらっしゃいました。


以上のように生活を変え、気持ちも変えることができたら、きっと癌は自然退縮していくのでしょうね。
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by d_mitsuda | 2011-10-25 22:40 | 健康

日本ウェラー・ザン・ウェル学会 シンポジウム2011 ~ その②

安保先生の講演は、癌の成因についてのお話でした。

私たちの体は60兆~70兆個の細胞からなりますが、その細胞の中にはミトコンドリアと言う細胞小器官があります。ミトコンドリアは、エネルギー物質ATPやホルモンの産生等様々な機能を有しています。このミトコンドリア、実は太古の昔、細胞に寄生した微生物であることが分かっています。

地球に酸素が存在しなかった時代、生物(嫌気性生物 = 酸素を嫌う生物)は、エネルギーを光合成や醗酵によって得ていました。光合成によって作られた酸素が大気中に増えてくると(酸素濃度が高まってくると)、今度は酸素を利用してエネルギーを作る生物(好気性生物 = 酸素を好む生物)が誕生しました。ミトコンドリアはその好気性生物の一種でした。

私たちの起源の細胞は、やがてミトコンドリアと共生するようになり、現在の細胞の形態が形作られました。そして私たちは、ミトコンドリアのお陰で効率的にエネルギー(ATP)を産生することができるようになりました。このエネルギー産生の形態を内呼吸と言います。
一方、酸素を利用しないでエネルギーを産生する形態を解糖系と言い、産生効率は非常に悪いですが、無酸素的にエネルギーを作れるので、100m走のような瞬発力の必要な時に活躍します。

私たちの細胞は、皮膚・腸上皮・精子のようにミトコンドリアの少ない細胞と、心筋のようにミトコンドリアが多い細胞があります。ミトコンドリアが少ない細胞は細胞分裂が頻繁に行われ、ミトコンドリアが多い細胞は分裂の頻度が少ないことが分かっています。実は癌細胞もミトコンドリアが少なく、細胞分裂は頻繁に行われます。

安保先生はその点に着目し、過労やストレス、その他様々な要因から細胞内環境が継続的に酸素不足になるとミトコンドリアが細胞から抜け出し、場合によっては異常細胞(癌細胞)となり、分裂を絶え間なく続けるようになると述べられました。
つまりガンの原因は、食品添加物等の発がん物質が主要な要因ではなく、酸素不足を生む偏った生き方が本来の原因であると結論付けられました。

従ってガンを予防あるいは克服するには、過労やストレス、不適切な食事等を是正し、歪んだ生活習慣を整えることが肝要であり、また酸素を十分に摂取しそれを循環させるには、深呼吸と体を温めることが有効であると述べられました。

とは言いましても、放射線物質、ダイオキシン、農薬、アスベスト、電磁波等、これらの物質が健康に大きな悪影響を与えるのは周知のことですから、これらを避ける、あるいは体内から排泄する(デトックス)ことも留意すべき事項と私は考えています。

なお上記の安保先生の理論は、Healthと言う医学雑誌に「がん患者の内部環境と提言:発癌は不利な内部環境を克服する解糖系への適応応答である」と言うタイトルで掲載されました。
また一般書籍としては、「人が病気になるたった2つの原因」に詳しく書かれています。
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by d_mitsuda | 2011-10-24 22:04 | 健康

日本ウェラー・ザン・ウェル学会 シンポジウム2011 ~ その①

昨日は1日お休みを頂き、「日本ウェラー・ザン・ウェル学会 シンポジウム2011」に参加してきました。日本ウェラー・ザン・ウェル学会とは、放射線・抗がん剤・手術の3大がん治療ではなく、 正しい癌治療法を患者に伝え、患者自らが治癒を目指すのを促すことを目的にしている組織です。

プログラムは多岐にわたるお話がありましたが、「癌の自然退縮者の体験談」、「安保徹 先生による癌発症のメカニズム」、「鎌田氏による自然治癒」そして「川竹代表による講演会」が主な内容でした。

明日からそれぞについて書いていこうと思います。
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by d_mitsuda | 2011-10-23 01:23

医師が行う「ガンの催眠療法」CDブック

今日、お世話になっているドクターの萩原先生より、本が一冊届けれました。タイトルは「医師が行う『ガンの催眠療法』CDブック」。萩原先生の最近の著作です。

萩原先生は、長年消化器系の癌専門医として聖マリアンナ病院にお勤めした後、「森の診療所」の院長を経て、2007年にホリスティック医学を実現する場として、横浜にイーハトーブクリニックを開院されました。先生は、長年の臨床から癌の主要な原因は心にあるとの結論に至り、心のケアーとして催眠療法を臨床の中に取り入れています。

今回のご本は、長年の催眠療法の臨床で得た経験を下に書かれた内容で、医学的見地に基づく催眠療法の効果、具体的なやり方などが書かれています。中でもガン患者さんの実際の体験談などは、とても参考になります。

本にはCDが付いており、萩原先生の誘導(ナレーション)で、実際に催眠セラピーを体感することができます。これはイーハトーブクリニックで行っている2大セッションの一つですので、実際の治療を受けるのと同様な効果が期待できます。
本を読み、催眠療法の意義・効果・方法を理解し、その実践としてCDを活用すれば、がん治療において大きな支援になることでしょう。もちろん、ガンのみならず、何かしら病気にかかっている場合にもきっと役に立つと思います。

医師が行う『ガンの催眠療法』CDブック」、是非読んでみて下さい。
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by d_mitsuda | 2011-10-21 00:58 | 健康

腹八分目

先日、時間がなく昼食を取れない日がありました。普段から朝食は食べませんし間食もしないので、その日は夕食のみとなりました。すると次の日はすっきりと起きることができ、体調も非常に良かったです。

普段から主食は発芽酵素玄米、植物性中心の食事で、しかも一日2食ではありますが、いつも食べ過ぎの傾向があります。そのため体は少し重く感じていました(体重は理想体重です)。
しかし上述したように、昼食を抜いた日の翌日は、本当にすっきりと1日を過ごすことができました。

昔から「腹八分目は医者要らず」と言われていますが、これは本当に真実だと思います。
実際、最新の医学的見地からもこれは正しいことが解明されています。

長寿や健康、糖尿病や癌等の病気の予防に深いかかわりがある長寿遺伝子は、人間は誰もが持っている遺伝子です。しかしこの遺伝子は普段はオフの状態で機能していませんが、少食(摂取カロリーを7割に制限)の時にオンになることが分かっています。
現代は飽食の時代。現代人が慢性病に苦しむのは、食べ物の質のみならず、過食も大いに影響しているのかもしれませんね。

なお長寿遺伝子の詳細については、坪田一男 著「長寿遺伝子を鍛える」に詳しく載っています。
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by d_mitsuda | 2011-10-19 22:11 | 健康


木の香治療院 院長日記


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