人気ブログランキング | 話題のタグを見る

学術発表会

私が所属している鍼灸治療の研修会(臨床研修会)では、毎年4月、会員向けの学術発表会が行われます。今年は私も講演者の1人となり、昨日、講演の原稿を、主催元である鍼灸治療院に届けました。
講演のテーマは、鍼灸治療の臨床に関するものが主ですが、鍼灸や東洋医学的な事柄であれば、他の内容でも発表できます。そこで私は、千島学説について発表することにしました。

原稿作りのため千島先生の著書を読み返しましたが、千島学説の素晴らしさに改めて感銘を受けました。今、様々な健康本が出ていますが、大概は「病気の原因は△△であり、これさえやれば健康になれる」的なものが多いと思われます。しかし千島先生は、病気の成り立ちをあらゆる方面・分野から説明し、その原因に基づき、健康回復に至る方法として気血動の調和の必要性を示唆されました。
1人の人間が、これ程までに多分野にわたり、包括的に人体の生理及び病理を説明した科学者(生物学者)は他にはいないのではないでしょうか?
今回、千島先生の著書を読み返し、改めてそんな風に思いました。

学術発表会では、時間の都合上、千島学説のほんの触りしか話せません。しかし、参加される方(鍼灸師)に何かしらメッセージが伝わり、彼らの治療の参考になれば幸に思います。

そう言えば、先日のブログでも少し触れましたが、千島学説の理論に基づき自らの乳癌を改善された稲田さんのセミナーを、従姉が開催します。
西洋医学では、癌治療の第一選択枝として手術が挙げられるようですが、体への負担が大きいですし、その後の人生を考えると、別の選択枝による治療が良いように思います。それには、千島博士が言われる気血動の調和を行い、癌を自然消退させるのが理想なのではないかと思います。

先日友人から、知人が子宮癌になったと知らされ、早速自然療法及び稲田さんのセミナーについて教えました。軽度の子宮頚癌は別にして、子宮癌を手術する場合、日本では卵巣・卵管・子宮、リンパ説全てを取ってしまいます。女優であり、子宮癌により子宮摘出を行った洞口依子さんの著書「子宮会議」を読むと、子宮を取ることは、その後の人生で大きな弊害があるようです。
であるなら、その子宮癌の方も、稲田さんのように気血動を調和させ、癌を克服(自然消退)出来れば、と思っています。

稲田さんのセミナー、私も参加予定です。千島学説について知りたい方、それを健康に役立てたい方、また知人やご家族で癌を患っている方などいらっしゃいましたら、是非こちらのセミナーにお越し下さいね。
by d_mitsuda | 2009-02-17 19:09


木の香治療院 院長日記


by d_mitsuda

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ

全体
セミナー
はり灸
健康
出産・育児
光線
美容

ガストン・ネサーン
未分類

以前の記事

2022年 01月
2021年 12月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月

フォロー中のブログ

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

タグ

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧