献血と刺絡
先日、久しぶりに献血をして来ました。半年振りくらいの献血かと思っていたら、献血手帳(今はカード)を見ると3年ぶりだったので、我ながら驚きました。
私が行ったのは、横浜西口にある献血ルームです。以前と比べコンピューター化が進み、問診票への記入も全てモニターを通して行いました。
血圧を測り、簡単な血液検査を行ってゴーサインが出ると、献血となります。太い注射針が体内に挿入される姿のを見るのが苦手なので、注射の瞬間は見ないようにしています。少し痛みがありましたが、気分も悪くなることはなく、10分ほどテレビを見ながら過ごしました。
以前、友人のお母様が献血をして、その後貧血を起こしたので輸血してもらったとを聞いたことがあり、そのことを看護師さんに尋ねてみました。すると、よっぽど体調が悪くなった時には点滴はするけど、頂いた血液を戻すことはないと、話されました。友人の勘違いか私の記憶違いか、今となっては分かりませんが、長年の疑問が解消されて良かったです。
献血を終えると、好きなアイス(1人1個まで)やジュースを飲むことができ、更にはTシャツのプレゼントまであり、随分とサービスがよいものだと感心いたしました。献血者が減っているのかもしれませんね。
献血を終えた次の日は、随分とスッキリし、体調が良くなっていました。
女性は毎月の月経を通して浄血すると言われていますが、献血にもそのような作用があるのかもしれません。しかし、折角人様に差し上げる血なのですから、普段から体調を整え、良い血を上げたいと思います。
鍼灸療法に、刺絡(しらく)と言う施術法があります。爪の横にある井穴(せいけつ)と言われるツボに、三稜鍼(さんりょうしん)と言われる特殊な鍼を刺します。すると少し出血します。恐らく出血を伴うことによる効果だと思われるのですが、通常の鍼治療とは違った興味深い効果が見られます。脳梗塞を起こした際、すぐに刺絡を行えば、後遺症はほとんど残らないことが多いですし、その他にも様々な疾患に対して有効とされています。
新潟大学の安保徹先生や福田稔先生は、これを自律神経免疫療法と称し、臨床に応用されています。詳細は、両先生の共著である「『自律神経免疫療法』入門」などをご覧下さい。
(瀉血などの血を抜く行為は、鍼灸師には法律上認められていません。しかし刺絡は伝統的な鍼治療法の業としてその行為は認められています)
先日、従姉の菜央子さんが、刺絡療法を受けに来院されました。別に体調が悪いとか、そんなのではなく、刺絡療法に興味があるようで来院されました。その時に出血も伴いましたが、さすがにケーシー療法の実践者だけあって、井穴から出た血液は、綺麗な色をしておりました。
ヒル療法と言うのがあって、鬱血がある部位をヒルに吸わせて血液を抜く方法です。昔から、様々な血液を抜く療法がありますが、血液を抜くという行為は、浄血(体調を整える)と言う意味において、良いものなのかもしれませんね。
私が行ったのは、横浜西口にある献血ルームです。以前と比べコンピューター化が進み、問診票への記入も全てモニターを通して行いました。
血圧を測り、簡単な血液検査を行ってゴーサインが出ると、献血となります。太い注射針が体内に挿入される姿のを見るのが苦手なので、注射の瞬間は見ないようにしています。少し痛みがありましたが、気分も悪くなることはなく、10分ほどテレビを見ながら過ごしました。
以前、友人のお母様が献血をして、その後貧血を起こしたので輸血してもらったとを聞いたことがあり、そのことを看護師さんに尋ねてみました。すると、よっぽど体調が悪くなった時には点滴はするけど、頂いた血液を戻すことはないと、話されました。友人の勘違いか私の記憶違いか、今となっては分かりませんが、長年の疑問が解消されて良かったです。
献血を終えると、好きなアイス(1人1個まで)やジュースを飲むことができ、更にはTシャツのプレゼントまであり、随分とサービスがよいものだと感心いたしました。献血者が減っているのかもしれませんね。
献血を終えた次の日は、随分とスッキリし、体調が良くなっていました。
女性は毎月の月経を通して浄血すると言われていますが、献血にもそのような作用があるのかもしれません。しかし、折角人様に差し上げる血なのですから、普段から体調を整え、良い血を上げたいと思います。
鍼灸療法に、刺絡(しらく)と言う施術法があります。爪の横にある井穴(せいけつ)と言われるツボに、三稜鍼(さんりょうしん)と言われる特殊な鍼を刺します。すると少し出血します。恐らく出血を伴うことによる効果だと思われるのですが、通常の鍼治療とは違った興味深い効果が見られます。脳梗塞を起こした際、すぐに刺絡を行えば、後遺症はほとんど残らないことが多いですし、その他にも様々な疾患に対して有効とされています。
新潟大学の安保徹先生や福田稔先生は、これを自律神経免疫療法と称し、臨床に応用されています。詳細は、両先生の共著である「『自律神経免疫療法』入門」などをご覧下さい。
(瀉血などの血を抜く行為は、鍼灸師には法律上認められていません。しかし刺絡は伝統的な鍼治療法の業としてその行為は認められています)
先日、従姉の菜央子さんが、刺絡療法を受けに来院されました。別に体調が悪いとか、そんなのではなく、刺絡療法に興味があるようで来院されました。その時に出血も伴いましたが、さすがにケーシー療法の実践者だけあって、井穴から出た血液は、綺麗な色をしておりました。
ヒル療法と言うのがあって、鬱血がある部位をヒルに吸わせて血液を抜く方法です。昔から、様々な血液を抜く療法がありますが、血液を抜くという行為は、浄血(体調を整える)と言う意味において、良いものなのかもしれませんね。
by d_mitsuda
| 2010-08-20 17:22
| はり灸
木の香治療院 院長日記
by d_mitsuda
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