新年になり、既に１２日も経過しましたが、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年の正月休みは、十数年振りに両親と旅行に行きました。初日は群馬県にある水上温泉に行き、２日目は日光に宿泊しました。水上温泉と日光では随分と距離がありますが（乗り継ぎ時間も入れて電車で約３時間半）、そんなにも距離があるとは知らずに、母が行きたい温泉地の宿を予約してしまったのでした。

１月２日の昼過ぎに横浜を出て宿に着いたのが１６時半頃、その日は何も観光せずに温泉に入り、夕食を食べ、床に着きました。水上温泉は、昨年の１１月に協力隊のOB会の集まりで訪れましたが、過疎化が進んでいるのか、町は少し寂しい感じがしました。

翌日は９時頃に宿を出て、１２時半に日光に到着しました。日光では、ホテルにチェックインする前に、まず東照宮に参拝に行きました。東照宮に着いてから始めて知ったのですが、東照宮の周辺には、輪王寺等８つほど神社がありました。そこで、（両親には大変そうでしたが）それら全てを参拝してきました。
お正月とあって多くの参拝客が訪れていましたが、明治新宮のように何十万人も訪れる神社に比べると、動きやすく参拝しやすかったのではと思います。
どの神社も宮司さんが懇切丁寧に神社の歴史等をお話下さいました。どのお話も興味深かったのですが、猿や羊等の干支にそれぞれ該当する仏様がいて、私の干支である猿は、仏界の最上位に位置する大日如来であることが分かり、少し誇らしげな気持ちになりました。

東照宮のエリアの中には、有名な「見ざる、聞かざる、言わざる」の彫り物がありました（下の上段の写真。下段は東照宮）。母は、小学生の時に修学旅行で訪れたことがあるそうで、その時の感動話を嬉しそうに話していたのがとても印象的でした。私は小学生の修学旅行の記憶は全くないものですから、母にとっては本当に思い出深い、楽しい旅行だったのだと思いました。


全ての神社の参拝を終え、東照宮近くのバス停までホテルの送迎バスに迎えに来ていただき、ホテルに着いたのが１６：３０頃でした。
日光で宿泊したホテルは、「ホテルとく川 奥の院」と言うホテルです。チェックインを済ませると、ウェルカムドリンクとお茶菓子を用意して下さり、それがたいそう美味しく感動いたしました。

部屋に入ってすぐに温泉に入りましたが、入浴所の前には休み処があり、本・漫画・音楽を聴ける設備等が完備され、本や漫画は部屋に持ち帰って読むことができました。漫画は「北斗の拳」、「スラムダンク」、「花より男子」などがあり、とても懐かしく思いました。
その後、夕食となりましたが、料理はどれも大変美味しく、ついついご飯を２杯もおかわりしてしまいました。夕食の後、両親は部屋にマッサージを呼ぼうとしたのですが、正月のためか予約がいっぱいであったため、私が代わりにして差し上げました。私も一応プロですから、親孝行になったのではと思います。

翌日は、日光江戸村を観光しました。壮大な土地に、江戸時代の町並みうまく表現されており感心しました（以下は新撰組の屯所です）。

江戸村では様々なイベントが企画されており、水芸や忍者による演舞、花魁道中（下の写真）など、その日もたくさんの催しが開催されました。

中でも、アニメーションの源流とも言える写し絵は、実に見事なものでした。

久しぶりの親子での旅行、良い正月となりました。