子供の頃から歯のトラブルに悩まされてきました。虫歯治療もそれなりの回数があり、中には根治を余儀なくされた（神経を抜いた）歯も幾つかありました。母親以外の家族（父、弟、姉）も歯のトラブルが絶えないので、遺伝的な要素もあるとは思いますが、皆甘いものが大好きだったので、それが主な原因と思います。

今年になり、就寝中の噛みあわせの強さが原因なのか、根治した歯の根が割れてしまいました。右上の奥歯なのですが、歯医者の先生によると、肉眼的にもはっきり分かるほど3本ある歯根が割れて分離してしまっているそうです。そのため歯に埋まっていた土台付きクラウン（歯冠）は、取り外し可能の状態となってしまいました。

医学的には再生の余地はなく、本来抜歯が正当な処置なのですが、先生に頼み込み抜歯はせず、取りあえずボンドでくっつけて様子を見ることにしました。しかし、数ヶ月するとボンドの接着が弱まり、土台付きクラウンが取れてしまいます。そのようなことを2回行いましたが、つい最近、また取れてしまいました。

そこで今回は方向性を変え、割れた歯の再生を試みることにしました。
現在行っていることは、光線を当てること。歯冠を抜いた状態で歯根に向け10分間光線を当て、更に歯肉に内側から１０分間当てます。光線治療の本を読むと、歯槽膿漏、骨結核、骨膜炎、骨折等に対して光線治療は非常に良い効果を発揮しています。

更に歯肉を1日１分ほど指でマッサージするのと、イメージによる歯の再生を試みています。
「自然治癒力講義」の著者 山部嘉彦氏の元奥様は、若い時に転んで頬の骨を複雑骨折したことがありました。普通であれば、整形外科にて形成の処置をすると思われますが、奥様は自宅にて断食とイメージ療法と手当てにより、2週間ほどで完治させてしまいました。

その他、土台付きクラウンを歯に嵌める際は、歯根部とクラウンを乳酸菌生成物質 メルソで殺菌してから行っています。メルソは歯周病にも効果があり、また新陳代謝を促す作用もあるようですので、私のケースにおいても良い影響があるのではと期待しています。
それから全身の気血の巡りを良くして少しでも治療効果を高めるため、簡単にですが自分で鍼治療を行っています。

このようなことで歯の再生が出来るのかどうかは全くの不明ですし、現代医学的には不可能のこととされているようですが、少なくとも上記措置を行うようにしてから自覚的な歯や歯肉の状態は良くなってきました。
どれくらいの期間かかるか分かりませんが、気長に歯の再生措置にチャレンジしていきたいと思います。