傷治療
昨日は静岡県の三島まで、鍼灸治療の研修会に行って来ました。この研修会は、伊豆の国市で鍼灸院を営んでいる鈴木先生が主催されています。研修自体も面白いですが、三島まで新幹線に乗っていくとの、更にはランチで食べる魚介類がとても美味しいので、私にとっては小旅行のようなものになっています。
研修は、午前中は講義および鈴木先生による実技のデモ、午後はペアに分かれての実技研修となります。今回の研修のテーマは「虫垂炎(盲腸)」、「大腸炎(潰瘍性大腸炎、クローン病 等)」、「婦人科疾患(子宮や卵巣の病気)」、「前立腺の病気」、「骨盤のうっ血」の治療についてでした。この講習会には既に何年も通っていますので内容は全て聞いた話ではありますが、毎回、新しい発見があります。
上記治療法の講義の中で、傷治療に関するお話もありました。傷治療とは、例えば虫垂炎や帝王切開等の手術、あるいは何かしらの外傷によって出来てしまったの傷跡の治療を指します。実はこれらの傷は、予想もしない後遺症を発症させることがあります。例えば、原因不明の腰痛や腹痛、疲労感、頭痛といったものが、これらの傷が原因で起こることがあるのです。
傷ができると、その部分が固くなり動きが悪くなります。その場合、傷に引っ張られ別の正常部位に余計な付加担がかかることがあります。また細胞間コミュニケーション(情報伝達、エネルギー交換)は、神経や血液(体液)を介してだけではなく、細胞同士をつなぎ止める結合組織と言われるものを介しても行われます。そのため、その結合組織が傷によって変性・固縮してしまうと、細胞間コミュニケーションが正常になされず上述のような様々な不定愁訴を発症することがあるのです。
鍼灸治療においては、傷口を押して痛みや硬さ、または違和感のある部位の周りに、鍼を刺したりお灸をしたり、あるいは遠隔部から痛み等を和らげる措置をします。そのようなことを継続し行っていくと、傷の違和感等が消失するのに伴い腰痛等の不定愁訴が消えることが多々あるのです。
この傷治療についてもこれまでも何度も講義で聞いてきたことですし、臨床においてもその効果を経験してはおりますが、講義の中で聞くと、傷治療の大切さを改めて認識いたします。今後も傷治療を上手に使っていければと思います。
研修は、午前中は講義および鈴木先生による実技のデモ、午後はペアに分かれての実技研修となります。今回の研修のテーマは「虫垂炎(盲腸)」、「大腸炎(潰瘍性大腸炎、クローン病 等)」、「婦人科疾患(子宮や卵巣の病気)」、「前立腺の病気」、「骨盤のうっ血」の治療についてでした。この講習会には既に何年も通っていますので内容は全て聞いた話ではありますが、毎回、新しい発見があります。
上記治療法の講義の中で、傷治療に関するお話もありました。傷治療とは、例えば虫垂炎や帝王切開等の手術、あるいは何かしらの外傷によって出来てしまったの傷跡の治療を指します。実はこれらの傷は、予想もしない後遺症を発症させることがあります。例えば、原因不明の腰痛や腹痛、疲労感、頭痛といったものが、これらの傷が原因で起こることがあるのです。
傷ができると、その部分が固くなり動きが悪くなります。その場合、傷に引っ張られ別の正常部位に余計な付加担がかかることがあります。また細胞間コミュニケーション(情報伝達、エネルギー交換)は、神経や血液(体液)を介してだけではなく、細胞同士をつなぎ止める結合組織と言われるものを介しても行われます。そのため、その結合組織が傷によって変性・固縮してしまうと、細胞間コミュニケーションが正常になされず上述のような様々な不定愁訴を発症することがあるのです。
鍼灸治療においては、傷口を押して痛みや硬さ、または違和感のある部位の周りに、鍼を刺したりお灸をしたり、あるいは遠隔部から痛み等を和らげる措置をします。そのようなことを継続し行っていくと、傷の違和感等が消失するのに伴い腰痛等の不定愁訴が消えることが多々あるのです。
この傷治療についてもこれまでも何度も講義で聞いてきたことですし、臨床においてもその効果を経験してはおりますが、講義の中で聞くと、傷治療の大切さを改めて認識いたします。今後も傷治療を上手に使っていければと思います。
by d_mitsuda
| 2011-09-20 20:04
| はり灸
木の香治療院 院長日記
by d_mitsuda
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