先日、国際協力 中学生・高校生エッセイコンテストの第一次審査会がありました。エッセイコンテストとは、次の世代を担う全国の中学生・高校生を対象に、開発途上国の現状や開発途上国と日本との関係について理解を深め、国際社会の中で日本、そして自分たち一人ひとりがどのように行動すべきかを考えることを目的として実施されています。

一次審査は県毎に行われ、その中で選出された作品が最終審査にまわり各賞が決まります。
ちなみに去年の優秀作品は次の作品です。

http://www.jica.go.jp/hiroba/menu/essay/2010/index.html

いずれも中学生・高校生とは思えないほどの意識の高さ、文章力が伺えます。自分の子供の頃を思うと、少し恥ずかしくなります。

今年度のテーマは「これからの日本～世界の中で私たちができること」でした。
今年は大震災があったこともあり、それに関係した作品が多かったです。
具体的な内容についてはここで紹介できませんが、被災地のこと、世界の恵まれない人たちのこと、環境のこと、戦争のこと等、彼らなりの視点でよく考えており、また優しさも伝わってきて感動してしまいました。
このような次世代の子供たちがいることを考えると、日本もまんざらじゃないと思います。

入賞の発表は来年の１月頃。
どんな作品が選ばれるか今から楽しみにしています。