産科学講座 「ひとが人になるために」 ~ その④

〇 つわり
普通は栄養は吸収するもので、外と自己を結び付けます(sympathy 共感)。
一方つわりは栄養を吐き、肉体の深い所から外の世界へ戻します(antipathy 反感)。自分に合わなかったから、また外の世界に返すのです。女性の体が異物(違う組成のタンパク質)に対して開く、その物質を試す、これがつわりです。こ れは14年後に言葉のレベルで起こります(思春期のつわり = 反抗期)。

水分や電解質を取るのは重要なことですが、根底を理解することが重要です。

〇 出産後の入院
ドイツでは、30年前は10日間の入院が当然でした。
しかし今は、その日のうちに帰宅するよう勧めています。これは、医療費を抑えると言う国の経済的な理由からです。
そのような背景は別にして、産後の肥立ちのためには無理をしない範囲ですぐに起き上がった方が良いです。

なおチェルム医師の話には反しますが、野口整体の野口晴哉氏や、その弟子である岡島治夫氏は、出産直後は絶対に起きるべきではないとしています。以下、彼らが提唱する理想的な起き方を記述します(岡島治夫 著「母と子をつなぐ出産術」より転載)

①産後が終わった直後から左右の脇の下で体温を計ります。それからは8時間おきに検査していきます。

②左右の体温が3回目に完全に一致した時に起き上がります。最も理想的なのは3回目に合う直前に直前に起き上がり、起き上がってから計るとピッタリ一致すると言うやり方です。しかしこれは大変難しいです。

③この三回目に揃うのが、普通(初産の人で)5、6日目。二人目、三人目ぐらいになると少し早まってきて3日目くらいで揃うこともあります。

④この起き上がる時が来るまでは完全看護です。トイレに立つことも禁止です。オッパイをあげるのも横になったままです。

⑤初乳は産後24時間後ぐらいにあげます。その間は体温ぐらいの湯冷ましにほんの1、2滴のレモン、あるいは牛乳をあげるようにします(光田個人としては、牛乳は勧めません)。

⑥起き上がったら、一般的には30分から1時間、床の上で正座(あるいはあぐら)をします。できたらこの時、背骨に気を通すようにします。

⑦その後横になって一休みし、次に起きたらシャワーを浴びます。そして家の中でいいので、マイペースで30分から1時間くらい散歩をします。このあと休んだ後、ごく普通に起き上がり、家事をするのが可能となります。
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by d_mitsuda | 2011-11-15 12:20 | 出産・育児


木の香治療院 院長日記


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