非電化工房 ~ その④
研究室の後はアトリエに入り、藤村靖之さんのお話を聞きました。
藤村さんは、自身のことを発明家と呼んでいました。31歳との時に一念発起し、この道を歩むようになったそうです。
藤村さんは、「発明家とは、心の奥にあるものに形を与える人とのことを言う」と話されていました。また全てを1から作るのではなく、既にある技術(基礎研究)を組み合わせることで、新しいもの(技術)を生み出すのが発明であるとも話されていました。
藤村さんは、ここ1世紀ほどの私たちの世界は、エネルギーの奪いあいの歴史であったと話されていました。第二次大戦しかり、現在の中近東しかり。エネルギーに依存しすぎる社会は危険であると。
そんなエネルギーを追い求める社会(生活)ではなく、お金がなくても不幸せを感じない、お金がなくても豊かさが保たれる、そんな生活を実現したいと話されていました。それが実現出来れば、多くの人に勇気を与えることができると。そんな想いのこもった藤村さんの著書「月3万円ビジネス」が、今とても売れているそうです。
藤村さんは、何年か前(正確な数値は忘れてしまいました・・・)にこの地に移り、非電化工房を創設しました。ここには数人のお弟子さんがいるのですが、従業員や生徒ではなく、弟子と言う形にしたのは、一生懸命働く(さぼらない)からとのことでした。
就業(従業員)であればさぼり、また授業(生徒)であれば眠る可能性がありますが、修行(弟子)だとさぼらず一生懸命働くと。そんなお弟子さんの力もあって、このような素晴らしいアトリエが出来たのでしょう。
なおここの修行の到達点は、共生社会の中で自立できる力が養うことを目的にしています。
藤村さんは、様々なプロジェクトを抱えていて、新しい文化発祥の地を担う非電化カフェの創設もその一つでした。しかし先の震災(原発事故)のために他に優先事項が生まれ、非電化カフェの着手が頓座しているそうです。
那須は、国の指定では低濃度汚染地域に指定されていますが、福島県ではないので除染に関しては公的資金が出ないとのこと。そこで40年以上も前から原発反対を唱えその活動を行っている藤村さんが中心となり、700人の住民プロジェクトを組織し、様々な放射能対策を行っています。
放射能に関する勉強会もその一つで、勉強会を修了すると放射能の測定講習会に参加することができ、既に1000人の方が測定講習会を受けられたそうです。
そしてその方々が那須町の放射線量を測定したところ、なんと町の99%が要対策地域、3%が緊急対策地域という結果になりました。その対策が済むまでは、出来れば子供達はどこか安全な場所に避難しているのが望ましいとのことでした。
そんなこんなで非電化カフェの着手が遅れていますが、カフェのモデルは、世界で一番貧しい家と言われるジンバブエの家をモデルにと考えているそうです。その家の写真を見せて頂きましたが、確かに作りは貧しいのかもしれませんが、人の温かみを感じる素敵な空間に感じました。
そのようなカフェは、今の寂しい社会に変容をもたらす力になるかもしれませんね。
藤村さんは、自身のことを発明家と呼んでいました。31歳との時に一念発起し、この道を歩むようになったそうです。
藤村さんは、「発明家とは、心の奥にあるものに形を与える人とのことを言う」と話されていました。また全てを1から作るのではなく、既にある技術(基礎研究)を組み合わせることで、新しいもの(技術)を生み出すのが発明であるとも話されていました。
藤村さんは、ここ1世紀ほどの私たちの世界は、エネルギーの奪いあいの歴史であったと話されていました。第二次大戦しかり、現在の中近東しかり。エネルギーに依存しすぎる社会は危険であると。
そんなエネルギーを追い求める社会(生活)ではなく、お金がなくても不幸せを感じない、お金がなくても豊かさが保たれる、そんな生活を実現したいと話されていました。それが実現出来れば、多くの人に勇気を与えることができると。そんな想いのこもった藤村さんの著書「月3万円ビジネス」が、今とても売れているそうです。
藤村さんは、何年か前(正確な数値は忘れてしまいました・・・)にこの地に移り、非電化工房を創設しました。ここには数人のお弟子さんがいるのですが、従業員や生徒ではなく、弟子と言う形にしたのは、一生懸命働く(さぼらない)からとのことでした。
就業(従業員)であればさぼり、また授業(生徒)であれば眠る可能性がありますが、修行(弟子)だとさぼらず一生懸命働くと。そんなお弟子さんの力もあって、このような素晴らしいアトリエが出来たのでしょう。
なおここの修行の到達点は、共生社会の中で自立できる力が養うことを目的にしています。
藤村さんは、様々なプロジェクトを抱えていて、新しい文化発祥の地を担う非電化カフェの創設もその一つでした。しかし先の震災(原発事故)のために他に優先事項が生まれ、非電化カフェの着手が頓座しているそうです。
那須は、国の指定では低濃度汚染地域に指定されていますが、福島県ではないので除染に関しては公的資金が出ないとのこと。そこで40年以上も前から原発反対を唱えその活動を行っている藤村さんが中心となり、700人の住民プロジェクトを組織し、様々な放射能対策を行っています。
放射能に関する勉強会もその一つで、勉強会を修了すると放射能の測定講習会に参加することができ、既に1000人の方が測定講習会を受けられたそうです。
そしてその方々が那須町の放射線量を測定したところ、なんと町の99%が要対策地域、3%が緊急対策地域という結果になりました。その対策が済むまでは、出来れば子供達はどこか安全な場所に避難しているのが望ましいとのことでした。
そんなこんなで非電化カフェの着手が遅れていますが、カフェのモデルは、世界で一番貧しい家と言われるジンバブエの家をモデルにと考えているそうです。その家の写真を見せて頂きましたが、確かに作りは貧しいのかもしれませんが、人の温かみを感じる素敵な空間に感じました。
そのようなカフェは、今の寂しい社会に変容をもたらす力になるかもしれませんね。
by d_mitsuda
| 2011-11-28 22:44
木の香治療院 院長日記
by d_mitsuda
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