先日、看護師の友人から血液クレンジングの本を頂きました。
血液クレンジングとは、人体から血液を採血し、それにオゾンを加え、再び点滴によって体に戻す治療法です。オゾンが与える酸化ストレスによって、人体における抗酸化力の向上、体内の酸素化、末梢血流の増加、免疫機能の向上・調節作用、細胞の活性化を行い、ウィルス感染や自己免疫疾患、メタボ、脳梗塞・心筋梗塞等の改善を期待します。

採血量は年齢・体重・病状等によって５０～１５０ｍｌ、その血液をオゾン化し、３０～４０分ほどかけて体内に戻します。
体験談を読むと、アトピーや糖尿病、気管支喘息の症状改善や、関節リウマチ、頚椎捻挫の疼痛緩和・消失が見られています。まあそれくらいでしたら、食事の改善や鍼治療等でも遜色ない効果が出せると思います。しかし特筆すべきは、（アメリカでの症例ですが）進行性の肺がん３００例のうち２５０例が完治しているのです。
まあ血液の汚れがガンの原因と考えると、それを直接浄化するのですから、それくらいの治癒率があってもおかしくないのかもしれません（但し不思議なのは、食道がんにおいては17症例中、治癒率は０なのです）。

日本での臨床においてどれ程の威力を発揮するかはまだまだ不明と思いますが、難病治療の救世主の一つになるかもしれませんね。

ちなみに私たち人間は、感謝や愛、喜びの感情をいだく時の脳は、モルヒネの５００倍の鎮痛効果を示すとのこと（参考：佐藤由紀 著「今すぐ『言葉』を変えましょう」）。治療も勿論大切と思いますが、心のあり方を変えていくと、よりよい効果が出るのでしょうね。