昨日は、友人のサロンAngeriにてナプフリのワークショップがありました。雨の日で、しかも平日だと言うのに多くの方に来ていただき、有難く思います。

このワークショップは、友人の嶋さんと共同で講師をしています。前半は私がパワーポイントを使って生理の役割やナプフリに至る手順等を説明し、後半は嶋さんが体操や、布ナプキンの使用方法・洗い方、ナプフリを実現するのに役立つ自然療法等をお伝えしています。
1年半前にこのワークショップを始めた時、私の話す時間は1時間15分ほどだったのですが、伝えたい内容が段々と増えてきて、今では１時間半でも足りない感じとなり、多少テンポを速めて話すようにしています。

ワークショップの雰囲気、出る質問は毎回異なり、それがまた楽しく、私自身の勉強にもなります。
今回は、「授乳中に生理があった場合にも、月経コントロールはできるのか」と言う質問が出ました。何でも授乳をすると、経血が出そうな感じがする（出てしまう）とのことでした。

確かに授乳中は、射乳反射（乳児が乳首を吸うこと）によりホルモンのオキシトシンが分泌され、乳汁の分泌が促され、（分娩時において）子宮は収縮します。ですので、授乳によって経血が出るのは不思議なことではないでしょう。
ただし通常の生理的な刺激でオシッコや便を漏らさないのと同じように、経血においても、繰り返し月経コントロール（の訓練）を行っていくと、授乳中であっても、そのうちに経血を漏らさなくなるのではと思います。

上記質問も含め、今回出た質問を加味しながら、次回のセミナー（2月23日の予定）に生かしていきたいと思います。