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「自然との共生塾」秋の特別講演会 ④

講演3人目は、医学博士・統合医学医師の会専任幹事 高原喜八郎先生。テーマは「急性増悪の間質性肺炎からバナジウム水飲用療法によって奇跡的生還した臨床報告」です。

高原先生は、2011年3月に心身の疲労を感じ、5月末に息切れが増悪し、6月1日に関東中央病院で検査を受けたところ、間質性肺炎と診断されました。
間質性肺炎とは、何らかの原因で肺に線維化が起こり、肺が固く縮んでゆき、ついには呼吸ができなくなり、死に到ることもある病気を言います。
高原先生は、主治医から「もって1ヶ月、早くて1週間の命」と宣告されました。そこでステロイドや免疫抑制剤などの現代学的治療をやめ(無効か一時的な効果しか見られない場合が多いので)、バナジウム飲料に賭けました。

すると数ヵ月後には主要マーカーの値が改善し、X線像もよくなってきました。
講演の時点では診断から6ヶ月過ぎていますが、息切れや動作の難はあるものの、今だ元気に過ごされております。これはまさしくバナジウム飲料治療が効いたのでしょう。

なお病気全般の原因として、栄養の取り過ぎと怒りを挙げていました。
途上国における栄養失調は別として、栄養が足り過ぎて死んでいく例は一人もいないとのこと(但し、現在の食品は加工食品が多く、また土壌の枯渇のために野菜にもミネラルやビタミンが少ないため、それらをどれだけ食べてもミネラルやビタミン不足になってしまいます)。
また怒りはアドレナリンを放出し、血液凝固や血管収縮による循環阻害を引き起こします。徳川家康は「怒りは敵と思え」と述べられました。
従って病気を根本的に治すには、これらを改善していく必要があります

なお高原先生は、重水素減少水についても言及されていました。
重水素とは、水素の同位体で、原子核の中に陽子と中性子を含む水素を言います(普通の水素は原子核の中に陽子のみ存在)。
ハンガリーのある研究者の研究によると、癌組織には他の正常組織に比べ重水素がたくさん含まれいるそうです(200ppm)。そこで重水素減少水を飲むと、尿中に重水素がたくさん含まれるようになり、これは即ち癌細胞が崩壊して重水素が放出されたのではないかと推察されています。

バナジウム水にしても重水素減少水にしても、とても興味深い治療法と思います。
高原先生は、本(「甦るか がん末期国日本」)も書かれていますので、そちらもご参照下さい。
by d_mitsuda | 2011-12-08 22:17 | 健康


木の香治療院 院長日記


by d_mitsuda

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