「自然との共生塾」の講演会のお話は小休止し、先日友人と行っきた酵素玄米と重ね煮ランチの模様をお伝えします。
ランチは、12月7日（水）、市営地下鉄のセンター南にある「みんなのキッチン」で行われました。主催者は、都筑区在住の女性たちがそれぞれの得意を活かし、交流会やイベントなどを開催しているmama’s café milimili の方々です。11時からと12時30分からの2回行われましたが、私は11時からの回に参加しました。

冒頭にも書いた通り、ランチのテーマは酵素玄米と重ね煮です。酵素玄米については、これまで何度かブログに書いてきましたが、重ね煮とは、マクロビオティックの陰陽の理論に基づき、陰性の野菜と陽性の野菜を交互に重ねて煮る調理法です。そうすることで、野菜が持っている本来の良さを引き出すだけでなく、野菜間の相互作用により、良さを更に高めることができるようです。あたかもシナジー効果のように（１＋１が3以上になる）。

食事の前に酵素玄米と重ね煮の簡単な説明があり、重ね煮の良さを味わう試食がありました。具体的には、重ね煮で作った野菜を用いたポテトサラダとそうでないポテトサラダ、同様に味噌汁についても食べ比べを行いました。
料理人の腕が良いからのでしょう、重ね煮でない方のポテトサラダや味噌汁も十分に美味しいのですが、重ね煮で作った野菜を使った方が、より美味しく、そして優しい味になっていました。

本日のランチのメニューは以下の通り。

○酵素玄米ごはん
○重ね煮のおかず（れんこんバーグ、キッシュ、味噌汁、ジュース）
○根菜ラタトゥイユ
○三年番茶
○甘酒のスイートポテト

酵素玄米は毎日自分で作って食べていますが、こちらで食べた方がより上手に炊けている気がいたしました。
重ね煮については、以前講習会が東京であり、それに出たことのある友人が作ってくれたものを食べたことがありましたが、レンコンバーグやキッシュなど、こんなにも多くの料理に活用できるとは知りませんでした（レシピの本を2冊も持っているのに・・・。今後はちゃんと活用しないと・・・）。どの料理も美味しく、大満足です。

会場ではパンも販売しており、私はシナモンケーキ、人参パン、パンプキンパンの３つを買って帰りました。なんとそれらがあまりにも美味しかったので、その日のうちに全部食べてしまいました（食べすぎです・・・）。

重ね煮のについては、船越康弘 他著「わらのごはん」や梅崎和子 著「梅崎和子の陰陽 重ね煮クッキング―からだにやさしい養生レシピ」が参考になります。今回のメニューも、船越さんのご本にほとんど載っているそうです。