講演会6人目は、哲科学・技術研究/TAKAO 代表・工学博士 高尾征治先生です。テーマは、「量子水学説が現代科学を変える！」、「生体内原子転換と千島学説」でした。

高尾先生の講演は非常に難解でした。
ですので講演内容を全てお伝えすることはできませんが、私が理解できた範囲で、かつ私にとって興味深かったものを紹介すると、それは「常温における原子転換」です。これは元々はケルブラン博士が唱えた説です。例えば以下のようにNaに水素がくっつくと、Mgに転換されると言うことです。

Na ＋ H ⇔ Mg

高尾先生は、量子水と言う概念を取り入れ、ケルブランの原子転換説を更に発展させました。

この原子転換は、生体内でも酵素の作用下に常時起こっています。
また常温の水の中でも起こっており、例えば珪素を使った浄水器を通すことで、Caの数が増えたりします。勿論、浄水器に通す前後で機械を用いて水の中の原子の数を正確に測ります。

この考え方を用いると、例えば除染においても、放射性物質を被災地から取り去るのではなく、それを例えば酸素等の別の元素に原子転換することで、放射能物質を被災地から除去することができるようになります。

高尾先生の本「宇宙生命三都物語」を読むと、そのあたりのことが詳しく書かれていますので、興味のある方は是非お読み下さい。


講演会7人目は酒向猛先生でしたが、その前に8人目の、（株）サクセスアイ 代表取締役 新野めぐみ氏のお話を紹介します。テーマは、「土壌や人体の放射能は竹炭で除染できる～」でした。

新野さんは、9月下旬と11月初旬の2回に亘り、福島まで竹炭による除染のテストに行きました。
やり方は以下のとおりです。


結果は良好で、ガイガーカウンターによる計測では、放射能の数値が下がっていたそうです。これは恐らく原子転換により放射性物質が別の原子に変わったのではないかと推察されていました。

9月20日、ヒマワリには除染効果はなかったとする報告がマスコミより流れました。
専門家の話によると、放射性物質をヒマワリが根から吸収し、それが種に蓄積されることによって除染されると考えていたのですが、種に放射性物質が存在していなかったために除染効果がなかったと判断したそうです。
しかし、放射性物質をヒマワリが吸い上げ、細胞間を通る間に原子転換し、無害なものに変わったことだって十分考えられます。

このようなことは自然界ではよくみられます。
鶏が殻の柔らかい玉子を産んだ時、餌に稲に似た雑草やスギナ等を小さく加えて刻んで食べさせてあげると、3日もすると固い殻の玉子を産むようになります。これは恐らく体内で原子転換が起こり、雑草やスギナに存在していたKが、Caに変化したのでしょう。

原子転換という考え方を用いた除染法が確立すれば、放射性物質の廃棄問題はなくなるでしょうし、内部被爆の問題も随分と軽減できるのではと思います。
なお除染する時には、心の持ち方も大事と話されていました。循環農法で有名な農家の赤峰勝人さんによると、「怒って畑に種を蒔くと芽が出ない」そうで、同様に放射性物質や原発に怒りのエネルギーを向けていると、良い除染の効果が出ないそうです。実際に、「反省しています、お願いだから消えて下さい」と唱えながら除染を行うと、効果は顕著とのことでした。

新野さんのお話によると、竹炭は体（腸）をリセットすることができるので、身体面にも様々な良い影響が出てくるそうです。腸の状態がよくなく便が臭いことは即ちその臭いが体内に吸収されることを意味しますから、当然体にも悪影響が出てきます。そこで竹炭によって腸をリセットすれば、当然体にも良い影響が出てくるはずです。
実際、白血病が１ヶ月でよくなったり、うつ病が１週間で治ったり、あるいは末期がんの癌性疼痛が軽減したりと様々な嬉しい報告が新野さんの元に届いているとのことです。