網代での散策を追えた後、来宮神社に行ってきました。来宮神社は、日本屈指のパワースポットとして有名な大楠のある神社です。樹齢２千年以上、周囲約２４ｍと言う巨木の由来は次の通りです。

今から百二十年前の嘉永年間に熱海村に大網事件という全村挙げての漁業権をめぐる事件が勃発し、その訴訟費等捻出のため、境内に聳え立っておりました七本の楠のうち五本は伐られてしまいました。
古記によると、残されているこの大楠をも伐ろうとして樵夫が大鋸を幹に当てようとしたところ怱然として白髪の老人が現れ、両手を広げてこれを遮る様な姿になると大鋸は手元から真っ二つに折れ、同時に白髪の老人の姿は消えてしまったそうです。
これは神のお告げであるとして村人等は大楠を伐ることを中止致しました。 この木が即ち現在ある御神木である大楠です。

この大楠は、「健康長寿･心願成就」を達成できる場として、多くの観光客が訪れています。

私は元々木が好きだと言うこともあり、この大楠のエネルギーにすっかり感動してしまいました。正月早々、良いものを拝見でき、大変嬉しく思います。

神社の後はホテルに行き、温泉に入り、夕食の時間となりました。
料理はどれも美味しかったのですが、感心したのは伊勢えびの独特の臭さがなかったことです。これまで食べて来た伊勢えびは（特に汁物）、どんなに新鮮であっても、独特の臭さがありました。しかしKKRの夕食に出た伊勢えびの料理は、いずれもその臭さが全くありませんでした。これには随分と感心いたしました。

2泊3日と言う短い旅行でしたが、美味しい料理と気持ちの良い温泉、そしてパワースポット等、大変充実した間を過ごすことができました。