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生命フォーラム ③ ~ 子供への環境ホルモンの影響 (1/2)

次のプログラムは、池川クリニック院長 池川明先生の講演で、テーマは「子供への環境ホルモンの影響」でした。池川先生は、胎内記憶の研究で有名ですが、環境ホルモンについても造詣が深く、「女性を悩ます経皮毒」などの著書もあります。

今、羊水が汚れている妊婦が多くなってきたそうです。時にはドブみたいな臭いがすることも。
池川先生は、昭和54年頃に産婦人科医になったのですが、その当時にも、羊水が(汚れて)気持ち悪いと言う理由で、助産師を止められる方がいたそうです(当時は素手で分娩の介助を行っていました)。

羊水の原料は、妊娠中期以降は胎児の尿も含まれますが、基本的には母親の血液です。従って、羊水が汚れていると言うことは、母親の血液が汚れていることに他なりません。

私たちの体は、デトックスを行う経路として、汗(3%)、毛髪(1%)、爪(1%)、尿(20%)、(胆汁を通して)便(75%)があります。便は最大のデトックスの経路であるため、便秘は絶対的に健康にとって悪影響を及ぼします。
また汗腺の数は1歳頃までに決定するので、赤ん坊のうちはクーラーなど入れず、適度に汗をかかせるのが望ましいです(但し大人であっても、汗をほとんどかかない人が、運動を継続的に行うことで汗をかける体質に変わる事実を考えると、汗腺の数・機能は1歳以降も向上し得るのではと私は考えています)。
また毛髪によるデトックスは主に重金属です。

一方、胎児のデトックスの経路は、胎盤(母体)を通して行われます。
従って、母体における上記デトックスの機能がうまく働いていないと、あるいはデトックスの排泄能力以上に毒素を体内に取り込めば、母体のみならず胎児にも毒は蓄積されることになります。

毒素の吸収経路は、口(飲食)、気道(呼吸)、経皮です。口、気道については当然のごとく認知されていますが、経皮については反対意見を述べる医師もいます。以前、あるテレビ番組でそのような見解を医師が述べたことから、物質が経皮吸収されることはないとされるようになりました。しかしその医師は、(株)ライオンの嘱託医でした。もし様々な物質が経皮吸収されることが事実と分かれば、合成洗剤を販売しているライオン等の大手薬剤メーカーは困ることになるので、そのような医師を抱えてテレビで意見を述べさせたのでしょう。

しかし、それが事実であるならば、湿布や喘息に用いる貼り薬の存在意義がなくなります。

とこの続きはまた明日書きます。
by d_mitsuda | 2012-05-16 22:24 | 出産・育児


木の香治療院 院長日記


by d_mitsuda

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