ナンバ歩き

先日、三浦半島まるごと博物館連絡会 代表 山本詔一氏の講演を聞きました。テーマは「地域から世界へ挑戦」で、ペリー来航時の日本人の対応や、1865年に建設が始まった横須賀での造船所建設において指導を行った建設技師 レオンス・ヴェルニー(フランス人)の話しを聞きました。

1853年にペリーが来航した際、ペリーは日本人の開放的で明るい性格、そして知識力に驚いたそうです。例えば晩餐会にて、日本人はフルコースのフランス料理を食べる際のマナーを完璧に心得ていました。また出来ることと出来ないことをしっかりと意志表示が出来、現代の政治家と比べ、外交力もしっかりしていました。
他にも興味深い話は数多くありましたが、中でも一番私の興味を引いたのは、歩き方についてでした。

山本氏の話によると、ペリー来航時までの日本人の歩き方は、同側の手足を同時に出すいわゆるナンバ歩き(ナンバ走り)でした。本来私たちの体に合っているのはこの歩き方で、体のねじりがなく疲労しにくいので、飛脚が1日に数十キロも歩けた主要因の1つがこの歩き方であったそうです。

しかしペリー率いるアメリカ海軍の歩行方法が手足を交互にする歩き方で、それが軍隊のような一糸乱れぬ集団行動には適しており、国力(軍事力)をつけようとしていた日本人がその歩き方を取り入れるようになり、現代に至っているそうです。
従って、もし私たち(赤ちゃん)が何の歩き方の指導も受けずに育つと(勿論、現代の歩き方をしている姿も見せない)、ナンバ歩きをするようになるとのことでした。

本当かどうか確かめようと「赤ちゃん 成長の不思議な道のり」を購入して見てみると、確かに赤ちゃんが歩きを覚え始めた頃の歩き方は、ナンバ歩きのようでした。
この例だけでは確実なことは言えませんが、きっとこれは真実なのだと思います(山本氏によると、世界の多くの部族がナンバ歩きをしているそうです)。

私たちの身体に合った本来の歩き方がナンバ歩きなのでしたら、健康改善にこれを取り入れるのも良いかもしれませんね。
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by d_mitsuda | 2012-12-10 20:55 | 健康


木の香治療院 院長日記


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