がんになりにくい体をつくる会 第1回講演 ① ~ 真柄先生の講演
先週の土曜日、午後の時間を休診にして、「がんになりにくい体をつくる会」の第1回講演に行ってきました。この会は名前の通り、「癌になりにく体」をつくるための様々な情報を提供している団体で、私が以前勤めていた会社のOBの方が事務局長をしています。
第1回目の講演は、がん治療に良好な実績をお持ちのドクター2人を交え、以下の3人の方のお話をされました。
・真柄俊一先生
エピジェネティクス(遺伝子群の働きを正常化する)の考えに基づくがんの治療の実際
・和田和子氏
がんになりにくい体づくり、食養生のすすめ
・和田洋巳先生
がん細胞の成長と生活習慣の関連を解く
一番目の講演者 真柄先生は、素問八王子クリニックの院長をされ、 「がんを治すのに薬はいらない」等の著者として有名です。先生は元々癌専門医ではなく、西洋医学を信ずる普通の医師だったのですが、50代の時に夕方になると発症していた湿疹が、新聞に載っていたにんにくスープを3週間飲んだら治ってしまい、それから食事を含めた代替医療に目覚めるようになったそうです。
講演のテーマにあるエピジェネティックとは、簡単に言うと(意訳すると)、私たちの体(健康)は生まれ持った遺伝子によって決まるのではなく(その影響は軽微であり)、食事や運動といった生活習慣に依存すると言う概念(学問)です。適切な食生活、適度な運動、そしてストレ・スフリーな生活を送ることが健康を維持する上で何よりも重要であるとする考え方です。
真柄先生のクリニックでも、この考え方に基づき患者さんに食事指導や心のケアーを行い、また刺絡治療(鍼治療)を併用することで、癌において優れた治療成績を収めているとのことでした。
真壁先生が理想とする食事はナチュラルハイジーンで、要は植物性中心の全体食です。詳細は、ハーヴィー・ダイアモンド 他著「フィットフォーライフ」や、日本人向けに少しアレンジされた松田麻美子 著「50代からの超健康革命」などが参考になると思います。
食事については、肉(発がん物質の毒性を増す)、牛乳・乳製品、油(酸化すると発がん物質になる)、砂糖(血糖値の急降下)の弊害をとくとくと語っておられました。
食事だけでなく心のあり方も重要で、私たちの体は己の考え方に直結しているのだと思います。アメリカの生物学者 ブルース・リプトンも、その著書「『思考』のすごい力」 の中で、肯定的なものも否定的なものも私たちの思考は強力なメッセージを発していて、それらも細胞をコントロールしていると述べています。
町田エールクリニックの志澤喜久 院長は、かつて筋ジストロフィーを発症し、死を待つばかりとなりました。しかしある時、ラジオで笑い研究所 副会長の昇幹夫さんのお話を聞いてから、日々の生活に笑いを取り入れることにしました。
しかし半年たっても1年経っても変化がありません。それでも頑張って続けていたら、1年半目に少し変化が現れ、2年目には普通に歩けるようになり、今はクリニックを再開し院長として活躍されるまでになりました。そんな事実を考えると、心のあり方と言うのは本当に大事なのだと思います。
そう言えば、腎臓癌の方で真柄先生の指導どおりに生活を送っていたところ、通い始めて半年後に腫瘍が倍の大きさになってしまった方がいたそうです。しかし、先生のやり方を信じ、そのまま今までのやり方を継続していたら、1年後には完治したそうです。
半年後に腫瘍が大きくなったのは好転反応とも言えますし、あるいは体が正常な免疫力を発揮するまでに半年かかってしまったともみれます。しかし真柄先生や自己治癒力を信じる力が、後半半年に爆発的に伸びのかもしれません。何にせよ信じる力、やり遂げる心というのは大事なのだと思います。
なお現代医学の癌治療は、分子標的薬に力を入れる方向にありますが、肺がんの治療薬イレッサのように、癌だけに作用する薬などないとのことでした。
そんなことを考えると、やはり真柄先生が実践されているようにに、生活習慣を変えることが何よりもがん治療において最も効果的な治療なのでしょう。
第1回目の講演は、がん治療に良好な実績をお持ちのドクター2人を交え、以下の3人の方のお話をされました。
・真柄俊一先生
エピジェネティクス(遺伝子群の働きを正常化する)の考えに基づくがんの治療の実際
・和田和子氏
がんになりにくい体づくり、食養生のすすめ
・和田洋巳先生
がん細胞の成長と生活習慣の関連を解く
一番目の講演者 真柄先生は、素問八王子クリニックの院長をされ、 「がんを治すのに薬はいらない」等の著者として有名です。先生は元々癌専門医ではなく、西洋医学を信ずる普通の医師だったのですが、50代の時に夕方になると発症していた湿疹が、新聞に載っていたにんにくスープを3週間飲んだら治ってしまい、それから食事を含めた代替医療に目覚めるようになったそうです。
講演のテーマにあるエピジェネティックとは、簡単に言うと(意訳すると)、私たちの体(健康)は生まれ持った遺伝子によって決まるのではなく(その影響は軽微であり)、食事や運動といった生活習慣に依存すると言う概念(学問)です。適切な食生活、適度な運動、そしてストレ・スフリーな生活を送ることが健康を維持する上で何よりも重要であるとする考え方です。
真柄先生のクリニックでも、この考え方に基づき患者さんに食事指導や心のケアーを行い、また刺絡治療(鍼治療)を併用することで、癌において優れた治療成績を収めているとのことでした。
真壁先生が理想とする食事はナチュラルハイジーンで、要は植物性中心の全体食です。詳細は、ハーヴィー・ダイアモンド 他著「フィットフォーライフ」や、日本人向けに少しアレンジされた松田麻美子 著「50代からの超健康革命」などが参考になると思います。
食事については、肉(発がん物質の毒性を増す)、牛乳・乳製品、油(酸化すると発がん物質になる)、砂糖(血糖値の急降下)の弊害をとくとくと語っておられました。
食事だけでなく心のあり方も重要で、私たちの体は己の考え方に直結しているのだと思います。アメリカの生物学者 ブルース・リプトンも、その著書「『思考』のすごい力」 の中で、肯定的なものも否定的なものも私たちの思考は強力なメッセージを発していて、それらも細胞をコントロールしていると述べています。
町田エールクリニックの志澤喜久 院長は、かつて筋ジストロフィーを発症し、死を待つばかりとなりました。しかしある時、ラジオで笑い研究所 副会長の昇幹夫さんのお話を聞いてから、日々の生活に笑いを取り入れることにしました。
しかし半年たっても1年経っても変化がありません。それでも頑張って続けていたら、1年半目に少し変化が現れ、2年目には普通に歩けるようになり、今はクリニックを再開し院長として活躍されるまでになりました。そんな事実を考えると、心のあり方と言うのは本当に大事なのだと思います。
そう言えば、腎臓癌の方で真柄先生の指導どおりに生活を送っていたところ、通い始めて半年後に腫瘍が倍の大きさになってしまった方がいたそうです。しかし、先生のやり方を信じ、そのまま今までのやり方を継続していたら、1年後には完治したそうです。
半年後に腫瘍が大きくなったのは好転反応とも言えますし、あるいは体が正常な免疫力を発揮するまでに半年かかってしまったともみれます。しかし真柄先生や自己治癒力を信じる力が、後半半年に爆発的に伸びのかもしれません。何にせよ信じる力、やり遂げる心というのは大事なのだと思います。
なお現代医学の癌治療は、分子標的薬に力を入れる方向にありますが、肺がんの治療薬イレッサのように、癌だけに作用する薬などないとのことでした。
そんなことを考えると、やはり真柄先生が実践されているようにに、生活習慣を変えることが何よりもがん治療において最も効果的な治療なのでしょう。
by d_mitsuda
| 2013-01-22 21:47
| 健康
木の香治療院 院長日記
by d_mitsuda
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