遺伝子検査

先日、アンジェリーナ・ジョリーが両乳房を切除したと言うニュースがありました。
これは私にとって大変ショックな出来事でした。いくら遺伝的に乳がんになり易いとは言え、まだ癌になってもいない健康な臓器を切除するということに対して、深い悲しみを覚えました。

本日のYahoo Newsには、「家族が乳がんの女性、遺伝子変異3割」と言うタイトルの記事が掲載されていました。
日本乳癌学会の研究班が、母親ら家族が乳がんになった日本人女性260人の遺伝子を調べたところ、3割の人は乳がんや卵巣がんのリスクを高める変異があることがわかったとのことでした。
この結果を知った本人が、アンジェリーナ・ジョリーのように健康な臓器を切除するのかもしれないと思うと、人事ながら切なくなります。

そのような遺伝子を持っていた場合、発癌のリスクは高いとのことですが、発癌の発症率を高めるのは遺伝子よりも環境要因の方がはるかに高いことが疫学的にも分かっています。
2003年、デューク大学の研究者が行った実験では、遺伝的に体色が黄色く、かつ極度に肥満するマウスに妊娠の時から葉酸やビタミンB12等のサプリメントを与えたところ、生まれてきた子供は肥満にもならず体色も正常の茶色いマウスとなりました(参考:ブルース・リプトン 著「思考のすごい力」)。
この研究から分かるのは、例え遺伝的にはある疾患になり易くても、食事を変えることでその病気の発症を防ぎ得ると言うことです。

遺伝子検査をする、また遺伝子検査に基づきその後の対応をどうするかは個々人の判断によりますが、健康な臓器を切除するよりは生活習慣を変える方がよっぽ大事なのではと思っています。
今後医学者に求めることは、乳がんの発症率が高くなるとされた遺伝子を持っている人の中で、例えばナチュラルハイジーンのような適切な食生活を送っている人の中にどれ程の発症率があったのか等の、生活習慣も加味した発症率を提示して貰えたらと思います。
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by d_mitsuda | 2013-06-03 20:45 | 健康


木の香治療院 院長日記


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