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アントロポゾフィー医学研修会初日

今日からアントロポゾフィー医学研修会のため、信州は長野県にある水輪と言う研修所に来ています。水輪は、代表である塩沢夫妻が障害を背負った娘さんのために作った施設で、生命を磨く研修所として様々なセミナーに利用されています。

アントロポゾフィー医学とは、20世紀初頭に活躍した偉大な哲学者ルドルフ・シュタイナーによって創設された医学で、シュタイナー医学とも言われています。人間の霊性面から病気を捉え、診断及び治療も霊性に重きをおいて行い、精神疾患だけでなく様々な疾病治癒に効果を発揮しています。

今年で5回目を迎えるアントロポゾフィー医学研修会は、主に医師を対象としていますが、薬剤師や看護師などの医療従事者も多数参加しており、鍼灸師は私を含めて2名の参加でした。講師は、スイスのドルナッハにあるアントロポゾフィー医学の本部から、ドイツ人の専門医を招きました。そのため講義は通訳を通して行われます。

今日は14:00からオリエンテーションと開会式があり、その後、アントロポゾフィー医学における癌治療の実際に関する講義ありました。アントロポゾフィー医学では癌治療に薬剤として宿木を用いており、一般的な抗がん剤に比べ治療効果が高く、しかも副作用がないことが評価されています。但し、日本では認可されていない薬剤であるため、日本のアントロポゾフィー医は個人輸入により自由診療でこの薬剤を使っています。丸山ワクチンの時もそうでしたが、患者のための医療であると言うことを、日本の医学においてももう少し考えて貰えればと思います。

夕食の後は、「医師の社会的役割について」と言うタイトルで講義が行われました。人間を物質的存在としての肉体だけでなく、エーテル体、アストラル体、自我、そしてそれらの頂点に立つ人生観(Spiritual Orientaition)と言う5つの側面から捉え、病気の治療と予防を行っていくのです。これらは互いに影響しあってるため、どれが一つが壊れても他のエネルギー体に悪影響を及ぼします。アントロポゾフィー医学では、これら全てを対象とし、病気治療を行います。

明日からは本格的な研修が始まります。また空いた時間を見つけて、その内容をブログにアップしたいと思います。
by d_mitsuda | 2008-07-20 22:18


木の香治療院 院長日記


by d_mitsuda

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