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心のケア

先日読んだウェブニュースに、「30代従業員に心の病が増えている企業 - 6割」と言う記事がありました。過労や人間関係、先行きの不安感等、様々な要因によりうつ病発症に至るのでしょう。

うつ病は、脳内で分泌される「セロトニン」と言うホルモンに似た物質の減少が関与していると言われています。そのため、うつ病の治療薬には、脳内のセロトニンを減少させない働きをするタイプの薬が多く利用されています。東邦大学医学部生理学教授の有田秀穂博士は、薬に頼らずにセロトニンを体内で産生する方法を提唱しています。有田先生によると、「朝の日光浴、1日30分3ヶ月のリズム運動と呼吸法、穏やかな心を保つ」ことでセロトニンの産生が高まると仰っています。

しかし、症状によっては専門医に相談した方が良い場合もあります。東京都港区にあるクリニック・ロータスは、女性のためのカウンセリングを行うクリニックです。院長の塚原美穂子医師は、治療にシュタイナー医学(アントロポゾフィー医学)の理念を取り入れ、人間の精神性をより深く掘り下げて診察することで、高い治療効果を上げています。アントロポゾフィー医学とは、19世紀後半から20世紀初頭にかけ活躍した哲学家であるルドルフ・シュタイナーが提唱した医学で、ヨーロッパでは統合医療の一つとして広がりつつあります。シュタイナー医学では、人間を肉体のみの存在として捉えるのではなく、その霊性(精神性)をも視野に入れ診断治療を行い、現代医学でいわゆる難病と言われる病気に対しても高い治療成績を上げています。

余談ですが、シュタイナーの先見性を示す記事があります。現代医学において癌の病態は未だ不明ですが、シュタイナーは90年近くも前に「悪性腫瘍は有機体の全体的な病気である」と癌の本質を見抜いていました。

塚原医師は、「3回の治療で良くなろう」を基本に治療を行います。初回は自身の理想像のイメージ化を行い、2回目に思い込みや感情面の修正作業、そして最後に肉体へのアプローチを行います。肉体へのアプローチの際は、シュタイナー医学で利用される鉱物や植物を原料とした医薬品も使います。

何か心に不安を抱えている方、また心に起因してどこか身体的不調のある方は、クリニック・ロータスを訪れるのも良いかもしれません。なお、塚原医師はベリーダンスの名手でもあるので、もしかしたら治療の中でダンスも見せていただけるかもしれません(^^)
by d_mitsuda | 2008-08-13 22:22


木の香治療院 院長日記


by d_mitsuda

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